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戻る志望校の決定方法
 お受験を目指す家庭では、受験1年前の秋までにお受験の準備をします。幼稚園で言うと年中の秋にあたります。この時点で志望校が固まっていれば、その目標に向かって計画を立てて効率良い勉強が進められます。

 遅くとも、お受験6ヵ月前には志望校を決めておきたいですね。

 なお、くれぐれも8月になっても志望校が決まっていない状況にならないようにしましょう。
 8月は、お受験の模擬講習が多くなります。志望校が決められていれば、合格圏内であるか?学力が不足している教科は何か?などが確認でき10月の本番に向けて勉強の対策が具体的に計画が立てられます。計画的に勉強を進めるためにも早めに志望校を決めましょう。では、どのようにして志望校を決定するのか?

まず、志望校を決定するためには、学校を絞り込む必要があります。
余談ですが、この本で小学校受験を決めたらモチベーションを挙げるのもいいでしょう。

@私立にするか?国立にするか?
 私立は、教育方針をはっきりと打ち出しています。各学校の特色を前面に出しています。
 国立は、国立大学の付属としてのみが特色となります。
 国立(公立)と私立の違いで、気になるのは金銭面でしょうから、具体的な違いを知り経済的に私立で大丈夫か?確認しましょう。
 私立は、教育も施設も満足できますが、理想を追い過ぎて経済的に苦しくなると家庭内の不満が溜り、それが引き金となって家庭が崩壊する場合もあります。先ずは、金銭面で大丈夫であることを知る必要があります。そのためにも、公立VS私立 (ベスト新書)を一読ください。公立(国立)と私立の違いが具体的に書かれています。子どもの将来のためにも、親として何ができて何ができないを知る必要があるのではないでしょうか。 
 
 余談ですが、兄弟・姉妹で一方が私立、一方が国立に通わせている方を知っていますが、国立は私立に比べると全くと言って良いほど机上の勉強量が少ないとおっしゃってました。金銭面では、私立が圧倒的に高いです。

A男女共学か?男子校か女子校か?
 子どもは、どちらが良いか分かりませんので親の影響が大きくなります。
 共学が良いのか?など判断を付けることはなかなか難しいかと思います。だから学校見学に行き見極めましょう。
 なお、男女共学の場合は、小中高一貫教育が多いようです。そういったことからも確認してましょう。

B宗教の特色が有るか無いか?
 宗教の特色にもいろいろあります。カトリック・仏教など。宗教色が強い学校は、そういった行事があることを認識しましょう。

C学校の教育方針
 入学後に家庭の教育方針と学校の教育方針が違うと言ったことが無い様にしましょう。学校側の考えを良く確認してましょう。
 なお、小中高の一貫校の場合、中学、高校の教育方針も確認しておくことをお薦めします。学則なども時間があれば確認したいものです。

D中高までの一貫教育か?大学までの一貫教育か?
 外部への進学状況を確認しましょう。我が子が成長に伴い何がしたいか?自覚が芽生えたときに他の学校へ進学したいと言わないとも限りません。その想定を考え親は将来像などを考慮する必要があります。大学までの一貫校の場合は、他大への進学状況も含め確認することは重要です。

E子どもの性格に合うか否か?
 お受験の幼児教室の先生に、この学校が良いとすすめられることがあります。性格と学校の特色は重要です。
 子どもの性格は、幼児期からほぼ変わらないものです。幼児教室の先生は、経験豊富なので学校の特色・教育方針・どのような子どもが入学させているかご存じです。幼児教室の先生が進める学校を選ぶのも良いでしょう。

F費用です
 費用は学費以外に予想外の出費があることを理解しておいてください。どのようなものか?学校見学時・幼児教室の先生などで確認しておきましょう。修学旅行費、塾の費用、文房具、交通費、友達と遊ぶ時の費用などなど。

G通学時間
 毎日のことですから、子ども親も通学時間が長いとジワジワと負担が大きいことを身に染みて感じ始めます。通学時間は、1時間以内を目途に決定することをおススメします。子供よりも親が負担を感じます。子どもは、1か月でなれますよ。

私立にするか?国立にするか? 男女共学か?男子校か女子校か? 宗教の特色が有るか無いか?
学校の教育方針 中高までの一貫教育か?大学までの一貫教育か? 子どもの性格に合うか否か?
学費以外にどの様な費用がかさむのか? 通学時間は?通学経路が複雑ではないか?

これら、8つの考え方を決めましょう。親の考える条件にぴったり合う理想の学校は少ないと思います。妥協も必要かもしれません。しかし、極力親の考える条件に合う学校を探し選びましょう。親の意見で子どもの人生が変わります。この時期は、親の考え一つで子供の人生に大きな影響を与えます。このことを肝に銘じておきましょう。

我が家の場合は、小学校はもとより、中学校、高校の学校見学会に参加し我が子が通っていることを想像し将来像を描き、決定しました。

小学校お受験に集中しすぎてしまうと俯瞰して確認・知っておかなければならないことを見落としてしまいます。子供の将来を考え、先の先まで想像し検討しましょう。

「あの学校は有名だから」「あそこの子があの学校を受けるから」「近くだから」などで安易な考えで学校を決めることは子供のためにはなりません。子どもが成長し「どうして、この学校にしたの?」と聞かれたとき、正直に子供の目を見て答えられる親でいて下さい。

親として、学校の教育方針など十分理解し納得し、学校の先生なども含め志望校を決定しましょう。

学校見学へは、子どもと一緒に行きましょう。子どもがこの学校に入りたいと言ったらお受験の準備が整ったとも言えます。

ちなみに、お受験に悩むならば親子で楽しむ小学校受験で気分一新して、子どもに接してください。

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